ちょっと贅沢な宅配冷凍弁当が「デリピックス(DELIPICKS)」。
腕利きのフレンチシェフが監修しており、電子レンジで温めるだけで本格的な料理が楽しめると話題です。でも一方で、「デリピックスはまずい」という口コミを見て、気になっている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、実際に私がデリピックスを食べてみた体験をもとに、
✔ なぜ「まずい」と言われるのか?
✔ 実際に評判のいいポイントはどこなのか?
✔ 本当においしいのか、リアルな実食レビュー
について、わかりやすくまとめました。
「気になるけど、失敗したくない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
※「シェフボックス(chefbox)」→「デリピックス(delipicks)」に名称が変更されています。
デリピックスはこんな人におすすめ
こんな方には、デリピックスはぴったりです。

デリピックスが「まずい」と言われる理由は?
実際の口コミの中には「デリピックスはまずい」といった声も見かけます。その理由を掘り下げてみました。
デリピックスはおいしい!高評価の理由とは?
一方で、「デリピックスはおいしい!」というポジティブな口コミも多くあります。
評価されている理由を、具体的にご紹介します。
デリピックスは味のおいしさだけでなく、メニューの豊富さ、健康への配慮など、さまざまな面で評価されていることがわかります。
次に、私がメニューを試したリアルなレビューをお届けします。果たして本当に「まずい」と感じたのか、率直な感想をご紹介します。
デリピックスを実食レポート
ここからは、実際にデリピックスの惣菜セットを食べてみたリアルな感想を紹介します。
ハンバーグ自家製赤ワインソース-ヴァンルージュ- 1食193g フレンチ
フレンチシェフ監修だけあって、まるでレストランのような味わいの冷凍弁当です。

ハンバーグには合い挽き肉が使われており、牛脂を加えることでジューシーさと旨味が感じられます。粗挽きのひき肉を使用し、硬く締まった食感ではなく、ふんわりやわらかく仕上がっているのも特徴。肉にほどよい塩気があり、この味わいにフレンチのエッセンスを感じます。
ソースは赤ワインの軽い酸味が効いており、重すぎない軽い仕上がり。ハンバーグの肉質とマッチしています。
付け合わせは定番のジャガイモ、ニンジン、インゲン。ジャガイモの一部にややザクザク感がありましたが、解凍後に水っぽくなった野菜はなく、どれもおいしくいただきました。
ラタトゥイユにはミックスハーブが使われており、控えめな塩味ながらも風味豊かな味わいです。
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 |
342kcal | 15.3g | 20.6g | 26.6g | 2.5g |
彩り野菜と鶏肉 バルサミコを使った洋風甘酢あん 1食243g 和食
バルサミコ酢を使っているのに、主菜を食べた瞬間に<チキン南蛮>を連想するほど、和のテイストを感じます。

鶏のから揚げ4個に、バルサミコ酢のやわらかな酸味が効いた甘酢がからみ、酸味が苦手な方でも食べやすい仕上がりです。
やや厚めの衣には甘酢の味がしっかり染み込み、しっとりとした食感。付け合わせのタマネギにも甘酢の風味がなじんでいます。から揚げは衣が厚いため、鶏肉自体はやや小ぶりに感じられました。
付け合わせのオクラは鮮やかな緑色で、冷凍とは思えないほどの色合いと食感。揚げナスはオイルがしっかりなじみ、しっとりとした仕上がりです。
副菜には米酢やポン酢も使われ、酢を活かした味付けが特徴的なメニューとなっています。
副菜の中で特においしく感じたのが、じゃがいもの青のり風味。冷凍野菜特有の水っぽさが少なく、ジャガイモらしい食感が楽しめます。
炭水化物量はやや多め(46.5g)となっています。
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 |
433kcal | 17.1g | 21.5g | 46.5g | 2.8g |
インド風タンドリーチキン ガーリックアクセント 1食186g エスニック
素材の風味を引き出すために塩をしっかり効かせたメニューです。塩分はやや多めの3.4gとなっています。

タンドリーチキンは4切れ入り。皮目がこんがりと焼かれ、香ばしい仕上がりです。鶏肉の内部までしっかりと塩味がついており、旨味が引き立っています。
付け合わせのほうれん草炒めは味付けがよいものの、水分が出てしまい、少し水っぽくなっているのが惜しい点です。
白菜の和え物は、ザーサイの醤油漬けの旨味を活かした味付けで、ご飯にもよく合う味わい。
とうもろこしのソテーにはナンプラーが使われ、ほどよい塩味が加えられています。
ザーサイやナンプラーは香りにも特徴のありますが、タンドリーチキンのスパイスの香りが強いためか、それぞれの風味はあまり感じられず、隠し味として使われているようです。
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 |
409kcal | 25.5g | 26.6g | 20.4g | 3.4g |
魚介だしが効いた濃厚シーフードグラタン 1食222g 洋食
炭水化物(16.9g)、塩分(2.4g)ともに少なめで、たんぱく質はしっかり摂れるメニューです。

ムール貝、イカ、エビが入ったシーフードグラタン。表面にはこんがりとした焼き色が付き、焼きたてを思わせる見た目と味わいが楽しめます。
ブロッコリーは程よい柔らかさで、マカロニも入っているため、食べ応えのある一品です。ホワイトソースは適度な塩味があり、ご飯よりもパンと相性が良い味です。
副菜には、揚げナス、パプリカ、しめじ、枝豆をトマトソースで和えた温野菜が添えられています。トマトの酸味が効いており、ラタトゥイユのような味わいです。
もう一品は、ハチミツのほのかな甘みが感じられるサツマイモとニンジン。そして、アンチョビの旨味と塩味を活かした紫キャベツ。甘さと塩気のバランスが楽しめる組み合わせになっています。
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 |
354kcal | 18.1g | 19g | 29.5g | 2.2g |
赤魚のオーブン焼き 魚だし香る自家製ワインソース 1食186g フレンチ
赤魚は身がやわらかく弾力があり、皮は適度に焼き上げられ、塩加減もちょうどよく仕上がっています。

白ワインを使ったクリームソースはさらっとしており、マッシュルームの香りがふんわりと広がります。
シイタケ、ヒラタケ、マッシュルームといったキノコ類に加え、パプリカなどの彩り野菜が使われた副菜は、フレンチらしい仕上がり。ジャガイモが2切れ入っており、食べ応えにも配慮されています。
そのほか副菜として、ナガネギとタマネギの蒸し煮(エテュベ)や、ニンジンのグラッセも添えられています。蒸し煮はやや水分が出ていますが、ほんのり塩味が効いていて食べやすい味。
ニンジンのグラッセは優しい甘さでほっとする味わいですが、小さなさいの目切りのため、やや食べにくい点が気になるかもしれません。
エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 |
320kcal | 16.6g | 21.1g | 16.9g | 2.4g |
どれも洗練された味付けで、確かにレストランの味です!
まとめ ― まずはお試し!
「デリピックスはまずい」という評判を耳にすることもありますが、実際に食べてみると、フレンチシェフ監修ならではの本格的な味わいに魅了されます。
デリピックスの冷凍おかずセットは、調味料やハーブの使い方に工夫があり、冷凍とは思えないクオリティです。
おかず1食で1/3日分の野菜が摂れたり、たんぱく質がしっかり含まれていたりと、栄養バランスにも配慮されているのも、健康を意識する方にうれしいポイントです。
価格はやや高めですが、レストランの味をレンジで温めるだけで楽しめることを考えると、十分な価値を感じます。冷凍庫にコンパクトに収納できるのも便利です。
まずは「初回限定セット」で、その味をぜひ確かめてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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